全国総体〈インターハイ)東京代表予選観戦記

5月21日〈日)、場所は東村山高校、対戦相手は東京朝鮮高校。試合が始まる前から騒然とした雰囲気に包まれていました。2回戦の試合とは思えない緊張感が漂っていたのです。 
 春季・関東大会予選で5回戦まで勝ち上がった東京朝鮮高校との試合のせいでしょう。 
 待合場所で岩村同窓会長と私に席を譲ってくれた朝鮮高校の保護者会の皆さんに、先週の勝利の祝意をお伝えし、今日はお互いに精一杯の応援をしましょうと挨拶しました。
 母校の応援団は4人の顧問・コーチを筆頭に現役の保護者会の皆さん、昨年度のメンバーと保護者会の皆さん、その他、級友の皆さんが、競技会場前の待合コーナーに集まって熱気に満ちた雰囲気でした。
 ようやく入場し席に付きましたが、試合開始直前の雰囲気も緊張感が張り詰めて、騒めきも消えて静かでした。このような雰囲気を創り上げたのは両チームのサポーターと選手たちでしょう。昨年度の皆さんが、4回戦を始める前に垣間見せてくれた、緊張感あふれる「試合のスタート風景」だったのです。
 試合は予想通りの激しい戦いとなリ最後まで死闘と言える様相を呈しました。5年生(高校2年生)が主力の我が母校でしたが、大場キャプテンが先頭に立ち、5年生はあたかも6年生のような貫録を示し、落ち着き払って、それぞれが自分の仕事をやり遂げていたのが印象的でした。特に得点板の写真にありますが、そこから残り1分50秒の間に相手校には1シュートを許しながらも、4つのシュートで8得点をあげた最終盤の粘りには驚かされました。
 91対102の敗戦結果を聞いたOBが「ノウガードの殴り合いみたいなスコアーですね」、「来年度が期待できますね」と早速第一報を寄せて来ましたが、40分の間、両チームの選手達は休むことを忘れたかのように走り廻ってボールを運んでいました。1回戦シード、2回戦の初戦敗退となりましたが、試合の内容は見事でした。
 第2コーターで肩を並べそうになった時、隣席で観戦されていたい岩村同窓会会長がぽつりと一言「勝てるのではないかな」と感心していました。力及ばず敗退となりましたが、爽やかな顔つきで先輩OBと試合終了後の記念撮影に、思い思いのガッツポーズを演出する姿を見て、その逞しい精神面での成長ぶりに心を揺さぶられました。
 この3月に「一心全力」の横断幕をOB会から寄贈しましたが、「心を一つにして培った力の全てを出し切ってくれた」現役の皆さんを誇りに思います。そして後輩の大切な一戦に駆けつけてきてくれた昨年の卒業生達を見て、これこそがOB会の真髄と感じました。その先輩たちに現役の皆さんは立派な成長ぶりを披露しました。このような世代をつないで頑張る姿を見て、母校バスケットボール部の伝統づくりが静かに、着実に、進められていると感じました。
 また新しい1年が始まります。きっと現役の皆さんは頑張ってくれるでしょう。毎年増加の一途を遂げている卒業生(OB)の気持ちがこのように、示されてゆけば、やがて大きな果実が生まれるでしょう。どうかOBの皆さん、今年もOB会総会や交流戦にご出席いただき、若手OBや現役選手の成長振りに接する機会を持ってください。そして益々充実した応援体制を創り上げて行きましょう。OB一人一人の気持ちこそが母校バスケットボール部の将来を決めると確信します。OB会復活8年目を迎えた今年の総会で交流試合を楽しみながら新しいOB会の姿をご一緒に模索しましょう。

この観戦記を同窓会のホームページ「部活情報」欄に投稿して下さい。動画の配信はやはり再検討を要するようですので「中止」にしましょう
 尚、小山、小池両グループにもこの観戦記を配信頂きたくお願い申し上げます。そして在学OBの皆さんに、予告して来たボアソナードタワー25Fでの昼食会は中止する旨お伝え下さい。
 間もなく午後10時半になりますが、田中副会長、田辺事務局長のお二人に留守電でお伝は下さるようお願いしていますが明日になると思います。もし11時からの校友談話室の役員会が成立したときには「今年の総会に参加する予定の在学OBに
   1・受付業務の手伝い
   2・懇親昼食会に於いての配膳作業の手伝い
   3・交流試合の運営手伝い
   4・募金活動の手伝い
   5・冷たい飲料水の手伝い
に協力いただきたい旨を連絡し、手伝い可能な在学OBに校友談話室にかをを出してほしい旨、連絡しましょう。林君は土曜日は登校日でないため集積が難しいとの連絡を受けていますがほかの在学OBにOB会執行部としてお願いを、この際はっきりとお伝へしておいたほうが良いと思います。
バスケットボール部OB会     会長 赤沼啓二郎

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