ご挨拶

2023年度の総会を終えて

　会員の皆さまのご支援により2023年度の総会は母校に於いて7月29日に開催することが出来、心から御礼申し上げます。

　法政大学高等学校同窓会は1941年（昭和16年）3月に旧法政中学校及び商業学校同窓会として発足したのが始まりです。そして1946年（昭和22年）3月の学校教育法により法政大学第一高等学校が誕生、同窓会もそれに習いましたが戦災の影響で活動は中断、1957年（昭和32年）に吉祥寺に校舎が建設されたのを機に同窓会活動再建の機運が高まり翌1958年に再建第１回総会が開催され、600名余りの同窓生が馳せ参じたと聞いています。

　母校に大きな変革が訪れたのは2007年でした。男子校から共学校へ、学校名は法政大学中学高等学校となり、所在地は吉祥寺から三鷹市牟礼へと移転しました。

　同窓会も法政大学高等学校同窓会としてスタートを切りました。

　2010年には女性の卒業生が初めて同窓会の会員となりました。以後、毎年100名以上の女性が入会し、2023年3月現在で1,123名を数えるに至っています。

　こうした流れを受けて女性、男性の隔たりがない「性差を超えて楽しめる同窓会」を基調とした活動を展開してまいりたいと思っております。

　この3年間はコロナ禍で満足な活動ができず、会員各位との交流は会報を通じてしか行えませんでした。そうした中でも昨年は「同窓会奨学金を設立」し「ゴルフ大会を開催」することが出来ました。

　昭和、平成、令和とそれぞれの時代を乗り越えてきた同窓会は今年で82年になります。私たちは「進取の気性」を持ってこの歴史を絶やすことなく将来にわたって“同窓生との絆づくり”と“学校支援”に邁進してまいります。

　同窓生各位に於かれましては同窓会活動へのご理解とご協力を賜りますようお願いいたします。

法政大学高等学校同窓会　会長
高村　嘉昭

高校18期／1966年卒

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